年賀状を自宅のパソコンとプリンターで作成している方も多いと思います。私もその一人です。そこでいつも頭を悩ませるのが年賀状に添える手書きの一言です。
印刷してはい終わり!なら楽でよいのですが、印刷だけでは味気なので手書きで一言添えたいですよね。
しかし、仕事関係の上司や先輩、恩師、ご無沙汰している親戚などの目上の人にはなんて書いたらいいのか非常に困ってしまいます。
そこで、そのような目上の方対してに失礼にならないような文例をご紹介します。
年賀状の一言 会社の上司や先輩の場合
上司や先輩には昨年度にお世話になったお礼や新年度の抱負などを書くと良いです。感謝の気持ちとやる気が伝わると良いですね。
昨年は温かくご指導くださりありがとうございました。
さらなる飛躍の年とすべく努力する所存です
○○では大変お世話になりました
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます
本年もよろしくご指導下さいますようお願い申し上げます
年賀状の一言 ご無沙汰している親戚の場合
親戚の人もなかなか会う機会がないと共通の話題もないし何を書いたらいいのか悩みますよね。なかなか会えない親戚には相手の家族を気遣う言葉や自分の家族の近況報告をすると喜ばれます。親戚だからこそ、家族みんなどうしているのか気になりますよね。
どのような新年をお迎えでしょうか
ご無沙汰しておりますがみなさまお変わりなくお過ごしでしょうか
おかげさまで家族一同元気に過ごしております
○○も中学生になり 毎日部活を頑張っています
早いもので娘の○○もこの春から小学生になります
今年はお会いできるのを楽しみにしています
年賀状の一言 お世話になった恩師の場合
恩師には健康を気遣う言葉や自分の近況報告、またお会いしたいという気持ちを伝えるとよいでしょう。
先生のご健康をお祈りいたします
ご無沙汰しておりますが お元気でご活躍のことと思います
同窓会でお目に書かれるのを楽しみにしています
おかげさまで忙しいながらも充実した毎日をすごしております
入れてはいけない言葉
年賀状に一言添える時に使ってしまうとマナー違反となってしまう言葉があります。「忌み言葉」と言われるものや「句読点」です。
忌み言葉
不吉なことを連想させる言葉で、「切れる」「割れる」「落ちる」「去る」「離れる」など、ちょっと書いていてもさみしくなってくるような言葉です。よく受験生に「落ちる」や「すべる」は禁句だといいますが、そのような嫌なことを考えてしまうような言葉は避けましょう。
句読点
句読点を使わないのは、筆で手紙を書いていた時の名残で、年賀状もそれにならっています。よく大河ドラマなど時代劇で出てくる筆で書いた手紙(書状?)には、句読点がありませんよね。なので、句読点を打ちたくなったら、改行したり一文字分の間をあけると良いでしょう。
また、お正月はおめでたいので、めでたいことに「区切りをつけない」という意味もあるそうです。確かに、お正月はごちそうを食べてゴロゴロしてとってもおめでたいですよね。でも、ずっと続いたら太ってしまいそうです(^-^;
まとめ
いかがでしたでしょうか。目上の人に対する一言は、毎年とても苦労するところではありますが、年賀状に手書きで一言添えてあるとそれだけで印象がアップします。一言文例を参考にしていただけたらうれしいです。
昔は何枚も手書き年賀状を書いていたのですが、家でPCとプリンターがあればあっという間に年賀状が出来てしまいます。便利になりましたよね。
ちなみに、私の場合ですが、友達に対しては出すのも来るのも毎年一番多いのが{ランチに行こう」と「お茶しよう」です。
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