こんにちは、みいです。
甘酒と言えば、子供のころからずーっと酒粕を溶かして砂糖を入れたのもだと思っていたのですが、先日米麹で作った甘酒を飲む機会があってびっくりしました。酒粕のものよりもおいしいのです!甘さもすごく自然な甘さです。原材料を見てみると「米、米麹」それだけ!?砂糖が入っていないのにこんなに甘いんだ、とびっくりしました。
米麹と言えば、私は毎年2月ごろにお味噌を作るのですが、その材料が、「大豆、米麹、塩」なのです。あの米麹で作れるのね、ということで手作り甘酒にチャレンジしてみました。
甘酒の魔法瓶での作り方
必要なもの
- 米麹
- 温度計
まず、米麹が必要なので富澤商店という食材やさんで冷凍の米麹を買ってきました。300gで410円(税込み)です。さらに米麹を使った甘酒を作るには、温度管理が重要になってくるので温度計が必要です。米麹と一緒に買おうと思ったのですが、1800円もしていて高かったので、温度計はAmazonで探してみました。そして買ったのがこちら。安く買えてよかった。
これで材料はそろいました。
米麹を使った甘酒を作る方法
米麹を使って甘酒を作るには温度を55℃~60℃で8時間ほど保たなければいけないのですが、その方法として。
- 炊飯器の保温機能を使う
- ヨーグルトメーカーを使う
- 魔法瓶の保温機能を使う
がありますが、うちにはヨーグルトメーカーがありません。それほど大量に作りたいわけではないので、炊飯器では大きいかな、ということで今回は魔法瓶で作ってみることにしました。
甘酒の魔法瓶での作り方
こちらのスープポットを使って作ってみたいと思います。
このスープポットで朝スープを作ってお弁当に持っていくとお昼まで熱々なので保温効果に期待してみます。
- 米麹Ⅰ100g
- ご飯 30g
- 水 200ml
- ポットに熱湯を入れておく
ポットに熱湯を入れてふたをしておくことで、材料を入れたときに温度が下がるのを防ぎます。 - お鍋にお湯を入れて60℃になるまで加熱する
- お湯にご飯を入れてほぐす
この時も、温度が下がらないように注意します。 - 米麹を入れてよく混ぜる
温度に気を付けて、65℃以上にならないようにします - お鍋の中身を保温しておいたポットに入れてしっかりとふたをする
私はさらにポットをフリースのジャケットで包んでおきました
これで、8時間後にはおいしい甘酒ができているはずです。楽しみ~
甘酒を魔法瓶で作ったけど失敗!?
さて、約8時間時間たった状態がこちら
温度を測ってみたところ48℃、ちょっと冷めています。味は・・・一応甘い。でも、なんか変なにおいがするのです。腐っている嫌な臭いともちょっと違う、麹臭?というのでしょうか。お米の粒もちょっと固めなので、また60度まで加熱して、ポットに戻してみることにしました。
2時間後、さっきよりはちょっと甘くなったような・・・
そこで、もうあきらめて、今のままだとぬるいので、沸騰手前ぐらいまで温めて飲んでみることにしました。すると、
「甘くなってる!」
麴臭も和らいですごく甘くなりました!なぜ??
調べてみたら、この作業は「火入れ」と言って、菌の働きをストップさせて甘酒を長持ちさせる効果があります。冷まして冷蔵庫に入れておいたとしても、発酵は進むので段々と酸っぱい甘酒になってしまいます。そこで加熱することによって発酵をとめるのです。そして、火入れをすると甘みも強くなります。
甘酒の作り方まとめ
いかがでしたでしょうか。失敗か?と思った甘酒でしたが、一応無事に出来たようです。ですが、もっとおいしく出来そうな気もします。そこで再度挑戦してみたいと思います。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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